CBDを大量 摂取するとどうなる?1日1,500mgまで安全と判明
CBDを大量 摂取すると?一日1,500mg摂取しても安全だと研究発表
病気の治療に使われる薬でも、大量に摂取すれば体が及びます。ならば安全だとされているCBD(カンナビジオール)についてはどうなのかというと、致死量の目安であるLD50(投与した半数が命を落とす量)が動物実験では体重1kgあたり212mgでした。
これは人間の体に換算すると相当な量です。さらに1日に最大1,500mgを摂取しても体には害がなかったという結果も出ています。
過去に行われた研究をもとに考えると、1日に摂取する平均量が25mgですから、体に害が及ぶほど大量摂取をするというのは現実的ではありません。
そして、THC(テトラヒドロカナビノール)と違い依存性や中毒性を持たないので、大量摂取後に離脱症状などに苦しむ心配もないです。
ただし、CBDは人によって副作用が出ることがあります。
出てくる副作用としては下痢・倦怠感・吐き気といったもので、少量であれば副作用が出ない人でも、摂取量が増えればどうなるかわかりません。
これら下痢や倦怠感といったものは、命に関わるものではありませんが、癒やし効果を期待して使用しているのに
不快な気分に陥るのでは本末転倒です。
正しく使いたいならば、推奨されている摂取量を守るようにしたほうがいいです。
蓄積される?少なくとも1回で2日から5日程度は残る
CBDは大量に摂っても体に害が及ぶことはありませんが、人によっては副作用が出る恐れがあります。ですから、適切な量を摂取しなければいけません。
でも1回の量は控えめでも、体に蓄積されてしまうと副作用がでる可能性は否定できません。
少なくとも1回で2日から5日程度は体に蓄積されると考えられています。
さらに摂取する量・頻度・体質・方法などによって、体に吸収される割合や代謝で排出されるスピードが変化していきます。
体内に残りやすいのは量・頻度・体脂肪率が多く、ベイプ(電子タバコなどを使った吸引)を使ったときです。
最長でどのくらいの期間は体内に残るのかというデータはありませんが、条件によっては数週間は残る可能性もあります。
ですから、副作用かもしれない症状がでてきたら、少し使用を控えたほうがいいです。
副作用以外で体内に残ることに問題はないのかというと、違法な薬物ではありませんから警察等で調べられても問題はありません。
もし、薬物検査にひっかかったというならば、それはCBDが体内に残っているからではなく禁止されているTHCが含まれているせいです。
CBDの製品を使うときには、THCが一切入っていないものを選ばなければいけません。